こんにちは。宮本です。
私にそんな相談、するなよ!するなよ!
ダチョウ倶楽部かよ(笑)
先日、お客様から、ご自宅の売却に関する相談を受けました。
数カ月前から、他社さんで売りに出していたのですが、売れなくて、手の施しようがない、と、その会社から言われてしまったと。
どうにか売れないか、と言う相談だったのですが、スペックだけ見ても、そこまで売れないような物件でもないような。
色々と書けないことがあるので、詳細は省きますが、結婚相談所の登録者のプロフィールで言えば、実家住まいのイケメン管理職で、年齢は40前の未婚、女性経験はそこそこ、取りあえずひと通り遊びも知ってて、今は車が趣味みたいな物件。
これでお見合いの話が1回も来ないと。
どうも悪徳業者どもに、いいようにやられてしまっているような感じですね。
少しでも負い目があるようなお客さんなんかだと、それ行け!と言わんばかりに、やりたい放題やってしまう業者がまだあるようです。
(画像はイメージです)
どこにも相談しないし、しかるべき相談先も知らないような人だと、盲目的に不動産屋を信頼してしまうんですかね。
ちょっと詳しい人なら、これは絶対おかしいと勘付くことですが、一般の人にはわからないようなことをして、余計にぶん取ってやろうとしてるようです。
お客さんの生活が破綻しちゃうようなことも、平気でやれるんですね。
民事不介入って言葉もありますので、契約書にサインしたら、大抵は騙されて終わりになります。
騙す人は当然悪いですが、騙されるほうにも責任がある、と解釈されるので、他に罪状がなければ、また、騙されたことに気付いても、期限までに訴え出なければ、取引は有効に効力を持ちます。
訴えが認められても、全額までは返還されない可能性があります。
そして詐欺にはあたらないよう、周到に準備してあるでしょうし。
後からひっくり返すのは容易じゃないんです。
だから、法律行為(売買)が成立する前に、なんとかしなければなりません。
他でも別の案件で、業者さんから相談がありましたね。
媒介契約を締結していない会社から仲介手数料を請求されている売主さんがいると。
成功報酬なのに成約はしておらず、しかも定められた額より多額の手数料を払わされそうだと。
ちゃんと媒介契約を締結して、お客さんも付けたけど、これがあることを今になって知ってしまい、最初に決めた金額で売れなくなりそうなんだけど、どうしようかと。
売れたんだから払えと言われていて、それが恐いやり方だから払わされそうになっていると。
こういうのは無視させていいのか、というような相談でした。
波風立てないで、まともな取引だけやれてりゃいいんですけどね。
降りかかる火の粉は払わないといけません。
相手に合わせる必要はないんです。
正しく、通常の取引をさせればいいだけ。
それ以外は違法なんですから。
取引には、色々な形はありますが、仲介の場合、あくまでもお客さん同士の不動産取引のお手伝いなので、お客さんの利益にならない、余計なことはしてはいけないんです。
ちゃんとルールがあり、それを定める法律があるので、最低限、それだけでも守っていれば、まともな取引にはなるんです。
専門的な知識がないと、不動産屋にはなれないはずなので、知らなくてやってるとは思えません。
業務停止、あるいは免許取消になりうるようなことでも、言ってみりゃ端金みたいな金のためにやってのけるんですね。
まあ、やりにくいですよ。こういう手合が絡むと。
かち合ったときでも、妥協点なんて見付ける必要もないです。
正論だけ掲げてりゃあいいんですけど、話が通じない人もいたりしますね。
自分のことだけしか興味ないんですかね。
ま、お客さんや同業者に生かされてることを気付けなければ、いつか宅建指導班からキツいお仕置きをもらうことになりますね。
余計なお世話かも知れませんが、皆さんは正しいことをしましょうね。
長くやってると、そんなことばかりやってた業者こそ、いつの間にか廃業していたことに気付きます。
以前から、こういう相談はよく受けますね。
減ってきたとは思いますが。
頼られているうちが花ですね。
悪いことのやり方がわかるから、同時に対処も出来るようになりますね。
まともな取引に見せかけたい場合は、是非私にご相談くださいなんて、脱◯指南の敏腕◯◯士みたいなことは言いませんよ(笑)
顧客は大事ですが、悪意のある顧客なら、法律のほうが大事ですよね。
なら、善意の客ならいいのかと言うことには、当然ならないんですけどね(笑)
最悪、悪いことをしなきゃならないときでも、周りを巻き込まずに、個人の判断でやって欲しいものです。
それがマナーじゃないかと思います。
同調しないで、毅然とした態度で接するか、穏便にフェードアウトする技術を身に付けましょうね。
昨日、ケンタッキーのフライドチキンを食べたのに、慌てて写真を撮り忘れた宮本でした。
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